「モラハラする彼氏って結局のところ彼女のこと好きなのかな…でも愛されてる気がしない」
彼氏に言葉や態度で傷つけられる日々が続くと、彼から好かれている自信を失うのは当然でしょう。
「彼女のことを愛しているからこそ、傷つけてしまう」
モラハラする男性は、そのような歪んだ心理状態なのです。
そこで今回は、モラハラ彼氏は彼女のことが好きなのかどうかについて、お話ししていきます。
モラハラ彼氏は彼女のことが好きなのか?モラハラ男の心理とは?
モラハラ彼氏は本当は彼女のことが好きなのでしょうか?
モラハラ男の心理にはこのようなものがあります。
- モラハラ男は自分に自信がなく身近な人の非難に弱い
- モラハラ男は自分への理想も彼女への理想も高い
- モラハラ男は愛情に飢えていて相手の愛を疑っている
モラハラ彼氏は、決してあなたのことが嫌いだから攻撃的に振る舞っているわけでありません。
では一体どんな気持ちで、好きな人を傷つけるような言動をとっているのでしょうか?
ここでは、モラハラ男の心理について紹介していきます!
モラハラ男は自分に自信がなく身近な人の非難に弱い
モラハラ男には、彼女から批判的なことを言われると、それがどんなに小さなことでも攻撃してしまう特徴があります。
身近な人からの非難に敏感なのは、自分に自信がないことが原因でしょう。
自分に自信がないため、身近な存在である彼女を「自分より下」だと位置付けてしまうのです。
自分の中の劣等感を埋めようとしているのかもしれません。
そうやって彼女のことを見下しているため、彼女からちょっとでも気に入らない言動をとられると罵声を浴びせたくなるのでしょう。
攻撃することで相手をねじ伏せ、自分の優位性を保とうと考えています。
モラハラ男は自分の優位性を保とうとすると、彼女にわざと冷たくしたり試すようなことをすることもあります。
これは承認欲求からくる行動です。
もしあなたの彼がこの状態なら、彼に振り回され続けてあなた自身が疲弊してしまうでしょう。
そうならないためには、彼がわざと冷たくしているのか、そうでないのかを見極めることが必要です。
モラハラ男は自分への理想も彼女への理想も高い
モラハラ男は、彼女に対して厳しく接することはもちろんですが、実は自分自身にもとても厳しいです。
職場や友人の前では、「完璧な人間でいなくてはいけない」と常に気を張っています。
そのせいでどんどんストレスがたまっていき、結果、鬱憤を晴らすかのように彼女に攻撃的な言動をとってしまうのです。
自分に対して優しくなれない人は、他者にも優しくなれませんよね。
だから、彼女が小さなミスをしたり、ちょっとでも自分の意に反する言動をとると、イライラを抑えきれなくなるのでしょう。
モラハラ男は愛情に飢えていて相手の愛を疑っている
男性が恋人へモラハラ行為をするのは、「彼女の愛情を確かめたい」という気持ちの表れの場合もあります。
自ら彼女に精神的苦痛を与えて、「自分のためにどれだけ耐えてくれるか」で、愛情の重さを計ろうとしているのです。
このようなタイプは、家庭環境に何かしらの問題があった可能性も。
親からの愛を十分に感じることができなかったり、愛情不足のまま育ったのかもしれません。
その反動もあり、彼女からの愛情を異常な方法で求めるようになったのかもしれません。
モラハラをする男性は、ちゃんとした愛情表現や愛の受け取り方が分からないため、本人もどうすればいいか分からないのです。
モラハラ彼氏に効く言葉やモラハラをやめてもらうための対処法は?
モラハラ彼氏に効く言葉やモラハラをやめてもらうための対処法は、こちらをおすすめします。
- 事あるごとに自分から彼へ愛の言葉を伝える
- 彼がモラハラをしたら「モラハラである」ことを毎回指摘する
- 彼が怒ったら1度距離を置き、相手が冷静になるまで対応しない
- 必要に応じて精神科医など専門家の協力も仰ぐ
「彼氏にモラハラをやめてもらうには、どうすべきなのか…」と悩みますよね。
あなたの働きかけ次第で、彼のモラハラ行為をやめさせることができるかもしれません。
ここでは、「モラハラをやめてもらうために効果的な対処法」を4つご紹介していきます!
事あるごとに自分から彼へ愛の言葉を伝える
あなたの彼氏は、愛情に飢えたとても可哀そうな人である可能性が高いです。
なので、まっすぐにあなたの愛を伝えてあげることを心掛けましょう。
「ちょっとやりすぎかも?」と思うくらいに、頻繁に「愛してる」「好きだよ」と愛の言葉を送ってあげることで、彼の心は満たされますよ。
もし彼に冷たく突き放されても、挫けず続けることが大切です。
彼の心があなたの愛でいっぱいになったら、モラハラなんてすることはもうなくなるでしょう。
彼がモラハラをしたら「モラハラである」ことを毎回指摘する
彼自身には、自分がやっていることがモラハラにあたるという自覚がない可能性もあります。
ちょっとでもあなたが傷つくような言動をとってきたら、「それモラハラだよ」と毎回指摘しましょう。
モラハラというワードには、誰もがマイナスイメージしか持っていませんよね。
その言葉を自分自身に叩きつけられることによって、彼の中で「悪いことをしている」という自覚が芽生えやすくなります。
あなたから「モラハラ」と指摘されるたびに自分を悪人のように感じ、意識的にあなたを傷つけることをしなくなるでしょう。
「悪人」と人から言われ続けても、頑としてモラハラを続けようとする人は少ないのです。
とはいえ、彼にモラハラを指摘することは、心苦しい時があるかもしれません。
でも「私が我慢すれば」「私が気にしすぎなんだ」と自分を卑下して考えるのだけはやめましょう。
付き合っている彼に大事にされないのは、女性としてとても辛いことですよね。
「私の彼はそこまで悪くない」と思っている人もいるでしょう。
彼が怒ったら1度距離を置き、相手が冷静になるまで対応しない
モラハラをやめさせるには、一度彼と離れてみるのがとても効果的な対処法です。
怒りをぶちまけてきた時、彼が冷静になるまでしっかりと距離を置いてみましょう。
モラハラ彼氏は、あなたのことを「何をしても自分から離れていかない人」と思い込んでいる場合があります。
だからこそ、平気で傷つけるようなことができるのでしょう。
あなたから距離を置くことで彼を反省させ、「改心しよう」と決意させることが期待できますよ。
距離を置いている間は、しつこく連絡してきても応じてはいけません。
鬼のように電話やLINEをしてくるというのはとても感情的な行動で、まだ冷静にはなれていない証拠です。
彼が落ち着くまで、しばらくの間放置しておきましょう。
必要に応じて精神科医など専門家の協力も仰ぐ
「どんな対策をとっても、彼のモラハラな言動が改善されない…」
絶望感と日々傷つけられ続けているせいで、あなたの心は疲れきっているでしょう。
そんな時は1人で抱え込まずに、精神科医など専門家に協力をお願いするのも手段の一つですよ。
カウンセリングを受けたり、専門の相談機関に話を聞いてもらうことで、あなたも気持ちがとても楽になります。
また、今後彼とどう向き合っていくべきか、その解決策も提案してくれるでしょう。
モラハラ彼氏との別れ方は?自分を大事にしていつでも別れる覚悟を!
モラハラ彼氏と別れようと思ったら、どのように別れるのがよいのでしょうか。
キッパリと別れるためには、こちらの別れ方を参考にしてみてください。
- 「彼氏を助けてあげよう」と思わない!疲弊する前に別れる
- 周囲に協力してもらい新しい連絡先を彼氏に知らせない
「モラハラ彼氏とはもうやっていけない…」少しでもそう思ったら、早急に別れましょう。
確かに、情がわいている恋人との別れは寂しいものです。
でもモラハラの辛さに耐えてまで、一緒に居ることは全くあなたのためになりませんよね。
ここでは、モラハラ彼氏と別れる時のポイントについてご紹介していきます。
「彼氏を助けてあげよう」と思わない!疲弊する前に別れる
「モラハラは心の病気…私が彼氏を救ってあげたい…」
もしあなたがそう思っているのであれば、その考えは今すぐにでも捨ててください。
「彼を助けるためなら自分が犠牲になってもいい」という考えは素晴らしいですが、自分を傷つけるだけになってしまう危険性があります。
彼氏を助けてあげることができず、あなたがボロボロになるだけ…。
それでは何の意味もありませんよね。
自分の心の声に常に耳を澄ませて、「もう疲れた」というサインを逃さないようにしてください。
そして、疲弊しきってしまう前にちゃんと別れを選択しましょう。
周囲に協力してもらい新しい連絡先を彼氏に知らせない
モラハラ男は、普通の男性に比べて執着心が強い傾向にあります。
あなたから別れを告げても、執拗に追いかけまわしてくる危険性があることを覚えておいてください。
なので、別れた後は電話番号やLINE、メールアドレスなど、全て新しいものに変えてしまうのがベストです。
周りの友人・知人にも事情を説明して、彼に連絡先を知られないよう徹底しましょう。
インスタやTwitterなど、SNSのアカウントも全て変えた方が良いです。
あなた自身に少しでも彼への未練があったとしても、とにかくきっぱりと縁を切ることが重要ですよ。
もし彼が友人を介して「反省している」ということをアピールしてきても、簡単に信用してはいけません。
傷つくだけの毎日に戻りたくないなら、自分で自分をしっかり守りましょう。
まとめ
モラハラ男は、基本的に心の中に何かしらの闇を抱えています。
劣等感が強すぎる・完璧主義すぎる・愛情に飢えている…そんな自分に苦しみ、彼女に鬱憤をぶつけて解消しようとしているのです。
愛情の深い女性なら、そんな彼を「可哀そう」「守ってあげたい」と思ってしまうでしょう。
しかし、過剰に同情するのはかなり危険ですよ。
今は言葉や態度で傷つけられている状況でも、それが今後暴力に変わってしまうことだってあり得るのです。
愛情と同情は別物であるということを、忘れないでいてください。
彼に対して愛情より同情心が強いと思うのであれば、思い切って関係を断ち切ってしまいましょう。
「彼のため」ではなく、自分の幸せを一番に考えて行動してくださいね!
させて、幸せな恋愛を思い切り楽しんで欲しいです。