「産後の夫婦生活を再開するきっかけって何だろう?産後のセックスのタイミングやレスへの対処法について詳しく知りたい!」
産後の夫婦生活を再開するきっかけを知って、夫婦の絆を深めたい人も多いはず。
しかし産後のセックスのタイミングに悩む方は、このような疑問を持たれている人も多いのではないでしょうか?
- 産後の夫婦生活を再開するきっかけとは?
- 産後のセックスレスへの対処法は?
- 産後夫婦が力を合わせるべきことは?
そこで今回は、産後の夫婦生活を再開するきっかけについてお話していきます。
セックスについてのタイミングやレスの対処法についてもお話しするので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
産後の夫婦生活を再開するきっかけとは?セックスのタイミングを解説
産後の夫婦生活を再開するきっかけについて悩んでいる人は多いはず。
セックス事情はとてもプライベートな問題だからこそ、気軽に誰かに相談することもなかなかできませんよね。
そのため、1人で悶々と悩んでしまっている人が多い傾向があります。
まずは、産後の夫婦生活を再開するきっかけについて詳しくお話ししていきますので、1人で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!
- 1ヶ月健診で不調がないか受けた後
- 子どもが夜起きなくなった頃
- 子どものいる生活に慣れた頃
- 次の子どもが欲しくなった時
1ヶ月健診で体に不調がないかチェックしてもらった後
産後1ヶ月以内・1ヶ月後に夫婦生活を再開する人は全体の1割ほどだと言われていますが、1ヶ月健診をきっかけに再開する夫婦もいます。
健診結果で問題がなければ、普段の生活に戻って大丈夫だからです。
「産後はセックスレスになる」という話をよく耳にするため、出産した後の女性は「私もそうなるかも?」と不安になることが多いでしょう。
しかし実際、産後にレスになってしまう夫婦は珍しくありません。
だからこそ、1ヶ月健診を夫婦生活を再開する良い機会だと受け止め、本格的にレスになってしまう前に普段の生活に戻すのもアリだといえるでしょう。
不安は医師や助産師に相談するのもいいですね。
医師にきちんと見てもらったという安心感も、リラックスして夫婦生活を再開できますよ。
子どもが夜起きなくなった頃
子どもが夜泣きする時期のセックスは、子どもが気になって集中できなかったり、子どもが起きて中断したりすることがあったりするでしょう。
出産後は子ども中心の生活になるのは当然のことです。
また、産後すぐは女性の疲れがたまってセックスどころではない場合も多く、なかなか夫婦生活を再開できない夫婦もたくさんいます。
でも、産後4ヶ月頃になると多くの子どもが朝まで寝るようになるでしょう。
よく寝てくれれば安心なので、それを機に夫婦で一緒に過ごす時間が増え、セックスを再開することありますよ。
そもそも、無理に夫婦生活を再開する必要はありません。
産後の女性は全治2ヶ月の交通事故と同じくらいのダメージを負っているのと同じと言われています。
そのため、すぐに普段の生活に戻るのは難しいといえるでしょう。
子どものいる生活に慣れた頃
子どものいる生活に慣れた頃も、夫婦生活を再開するタイミングのひとつ。
初めての子育ては慣れないことばかりなので、夫婦生活のことよりも毎日子どものお世話をするだけで精一杯になるのは当然のことです。
しかし、だんだんと要領がつかめてくるようになるでしょう。
子どもがいる生活に慣れてくると生活にも気持ちにも少し余裕が出て、その頃に夫婦生活を再開し始める夫婦も多い傾向があります。
産後の余裕がない自分を責める必要は全くありません。
それぞれの夫婦のペースがあるので、自分と他人を比べて落ち込む必要は一切ないのです。
焦らずにゆっくりと新しい生活に慣れていけば大丈夫ですよ。
自分を責める、落ち込むが続くと、子育ての元気もなくなってしまいます。
のんびり進めていこう、リラックスしようと意識してみてください。
次の子どもが欲しくなった時
次の子どもが欲しくなった時に夫婦生活を再開する夫婦もいます。
子どものかわいらしさや子育ての楽しさを実感して、もう一人欲しくなる夫婦も多いもの。
とはいえ次の子どもが欲しいタイミングも夫婦それぞれの考え方によって大きく異なります。
医学的には、産後1年半は妊娠を控えた方が良いと考えられているのです。
なぜなら、早産や低体重児のリスクが高まるからなんですね。
特に帝王切開で出産した人は子宮破裂の恐れがあるため、最低でも産後1年半は確実に避妊する必要があると言われています。
妊娠・出産は母体に大きな負担をかけるものです。
帝王切開の人も経腟分娩の人も、回復時間は人それぞれなので無理をする必要はありません。
もちろん、次の子どもが欲しくなった時に夫婦生活を再開するのは悪いことではないのです。
まずは女性の体のことを第一に考えて、無理のないようにしましょう!
産後のセックスレスへの対処法は?夫側が意識すべきこと
ここからは、産後のセックスレスへの対処法をご紹介していきます。
産後のセックスレスについて悩んでいる人はとても多いですが、これは夫婦の問題であり、どちらかだけが悪いなんていうことはありません。
まずは、夫側が意識すべき産後のセックスレスの対処法について詳しく解説していきます。
ぜひ今後のためにも参考にしてみてくださいね。
- 積極的に家事・育児に取り組む
- 妻の体は本調子でないと理解する
- 妻の体と心のケアに全力を傾ける
- セックスを断られてもイライラしない
- 妻がセックスをしたがったら挑戦
積極的に家事・育児に取り組む
夫である男性は、積極的に家事・育児の取り組んでいくべきでしょう。
そもそも、家事や育児は夫婦2人でやるべきことです。
だから「妻に協力している」「妻を手伝っている」なんていう考え方自体が間違っています。
むしろ、産後の妻の体調を気遣い夫側が積極的に取り組みましょう。
「俺に任せて!」という気持ちで家事・育児に取り組むくらいの気持ちで積極的に行動することが大切ですよ。
妻の体調が回復しなければ、セックスできない状態は続いてしまいます。
もちろんセックスのために家事・育児に取り組むわけではありませんが、その行動が夫婦生活を再開するきっかけになる可能性が高いです。
妻側の、夫への感謝の気持ちがあふれ愛が深まっていくメリットもあります。
産後は妻の体が本調子ではないことを理解する
産後の妻に対して「疲れているみたいでゆっくり楽しめなくなった」なんて思ってしまっているなら、それは妻への理解が足りていない証拠。
男性が思っている以上に、産後の女性のダメージは大きいんです。
最近は無痛分娩などの出産方法もありますが、日本では麻酔なしの自然分娩がまだまだ主流であり、母体には大きな疲労とダメージが残ります。
「出産したから終わり」というわけではありません。
だからこそ、産後は妻の体が本調子でないことをしっかり理解し、妻のペースに合わせて少しずつ夫婦生活を再開していくことが大切です。
妻の体と心のケアに全力を傾ける
産後の女性の体と心は今までとは違うものです。
出産した本人もなかなかその変化に耐えられないことが多くなるでしょう。
ホルモンの働きもあり、小さなことでイライラしてしまいます。
気持ちが落ち込んで、元気が出ない生活が続いてしまうことも多いでしょう。
そんな時は、妻の体と心のケアに全力を傾けるべきです。
セックスレスを解消しようとするよりも妻の体と心のケアを最優先に考え、労りの言葉と優しいスキンシップで寄り添ってあげましょう。
「チャンス」と思う場面があっても、急に押し倒すようなことはNGですよ。
まずは髪をなでたり、頬や首筋へのキスから始めたりしていくことが大切です。
面倒だなと思うかもしれませんが、それだけデリケートになっているのだと理解する必要があります。
妻にセックスを断られてもイライラしない
妻にセックスを断られるとショックを受ける男性は多いですよね。
「子どもを産んだら俺のことなんてどうでもいいいの?」なんてついイライラしてしまうことも。
でも、セックスを断られてもイライラにしないようにしましょう。
そもそも、出産後の女性の体や心は出産前とは違います。
今は育児に追われて、精神的にも時間にも余裕がないというのが妻の本音だからです。
乳児は、ちょっとしたことで命を落とすこともあり目が離せないというのもあります。
そこで「妻に拒否された」と拗ねていても現状が良い方向に進むことはありません。
少しでも妻に休息時間を作ってあげることが大切です。
妻がセックスをしたがったら嫌がらず挑戦する
もし妻がセックスをしたがったら、挑戦してみるべきでしょう。
「産後の妻を性の対象として見れなくなった」なんていう男性もいますが、いつまでも嫌がっていると取り返しのつかないことになるかも。
なぜなら、セックスレスが原因で離婚する夫婦もいるからです。
セックスレスは「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)に該当し、夫婦関係を継続するのが困難な場合に離婚が認められます。
状況によって離婚が認められる場合と認められない場合がありますが、どちらかが一方的に性交渉を拒絶している場合は離婚原因になります。
そうならないためにも、早めに挑戦してみることが大切ですよ。
産後のセックスレスへの対処法は?妻側が意識すべきこと
続いては、妻側が意識すべき産後のセックスレスの対処法についてお話ししていきますね。
産後のセックスレスを回避するためには、夫側も妻側もお互いに意識すべきポイントがあります。
つまり2人で協力することが必要不可欠です。
産後のセックスレスについて不安を抱えている人や悩んでいる人は、ぜひこれからお話しすることを参考にしながら生活してみてください!
- セックスを断るときは理由を伝える
- セックスなしのスキンシップを増やす
- 夫に愛情や感謝の気持ちを伝える
- 産後の体型にマイナス意識を持たない
- できる時はお洒落をする
セックスを断るときはきちんと理由を伝える
夫からの誘いを断るときは、きちんと理由を伝えることが大切です。
「イヤだ!」「無理!」だけで断ると旦那さんを傷つけることになってしまい、それを機に夫婦の間に大きな溝ができてしまう可能性も。
だからこそ、きちんと理由を伝えることを意識しましょう。
「今日はちょっと気分じゃなくて」「今日は体調が良くなくて」と素直に伝えることで、きっと旦那さんも理解してくれるはずだから。
セックスなしのスキンシップを意識的に増やす
夫婦間のスキンシップはセックスだけではありません。
たとえセックスしない時期が続いても、キスやハグなどのスキンシップ・会話を増やすことで、産後も良好な関係を築くことができるでしょう。
夫婦の愛情表現はそれぞれのかたちがあります。
極端なことを言うと、お互いがセックスなしでも平気ならセックスにこだわる必要はないのです。
他のスキンシップを大切にしてみてくださいね。
夫に愛情や感謝の気持ちを伝える
産後の女性が子ども中心の生活になるのは当然のこと。
旦那さんもそれを頭ではわかっているものの、「子どもが生まれてから子どものことばっかり…」とつい拗ねてしまうのが男性の本音です。
だからこそ、夫に愛情や感謝の気持ちを伝えてあげましょう。
「大好きだよ」「いつもありがとう」とシンプルな言葉で伝えたり、たまには手紙を書いて気持ちを伝えてみたりするのもおすすめです!
産後の体型にマイナス意識を持ちすぎない
無事に出産を終えて赤ちゃんが生まれても、すぐに妊娠前の体型に戻るわけではありません。
さらに、体重は妊娠前より重くなっている場合が多いでしょう。
他にも皮膚のたるみなど、気になることばかりですよね。
でも、それは出産した女性なら誰しもがぶつかる壁であり、頑張った証拠でもあるので産後の体型にマイナス意識を持ちすぎなくて大丈夫。
旦那さんもあなたの頑張りをわかっているはずです。
産後1ヶ月の産褥期は体を回復させるために、しっかり休むことを心がけてみてください。
無理に体型を戻そうとする方がよっぽど危険なので、注意しましょう。
できる時はお洒落をする
産後はお洒落をする余裕がなくなってしまいがちです。
でも、できる時だけでもお洒落をして夫に女性としての魅力をアピールすることが大切ですよ。
お洒落をすることで自分自身の気持ちも上がります。
男性の産後の妻に対する「性の対象として見れなくなる」を防ぐことができるから!
部屋着をちょっとだけ綺麗めにしてみるだけでもOKです。
また、産後の体型が気になる場合は、カラー・サイズ展開が豊富なユニクロやジーユー、無印良品のアイテムを試してみるのもアリでしょう。
産後のセックスレス対策として、夫婦が力を合わせるべきことは?
産後のセックスレスは夫婦の問題です。
どちらかだけが一生懸命になっても意味がないともいえるでしょう。
まずは、お互いがセックスレスにならないように意識しながら行動していくことがとても大切です。
最後は産後のセックスレス対策として、夫婦が力を合わせるべきことについてお話ししします。
今後の2人のためにも参考にしてみてくださいね。
- コミュニケーションの機会を作る
- 外部サービスに頼る
- 出産前と同じセックスをしない
- セックスレスを気に病み過ぎない
- 困ったときは専門家に相談する
意識的にコミュニケーションの機会を作る
何も意識せず過ごしていると、コミュニケーションを取ることがどんどん減っていき、いつの間にか取り返しのつかないことになってしまうかも。
そうならないために、意識的にコミュニケーションの機会を作りましょう。
ここで言うコミュニケーションとはセックスのことだけではありません。
会話やスキンシップ、デートなどもコミュニケーションに当てはまります。
今日から試せるおすすめの方法は以下の通り。
- 朝晩の挨拶を欠かさない
- 相手の行動に反応する
- ハグやキスの回数を増やす
- お互いにマッサージし合う
- 一緒に寝る日を作る
コミュニケーションやスキンシップが減れば減るほど、産後のセックスレスになってしまいます。
なるべく夫婦でコミュニケーションとスキンシップを取るように、意識して行動してみてください。
夫婦二人だけの時間を作れるよう、外部サービスに頼る
産後は夫婦2人だけで過ごす時間が減ってしまいがちになります。
だからこそ、時には夫婦2人だけの時間を作れるように外部サービスに頼るのもおすすめです。
例えば、保育園や託児所、自治体による一時預かりサービスなどがあります。
どこかに預けるのが不安なら、ベビーシッターに家に来てもらうのもいいですね。
さらに、頼れる人が近くにいるなら少しの間だけ子守りをお願いしてみましょう!
最初は子どもが泣いてしまったりすると罪悪感を感じてしまうかもしれません。
しかし、少しずつ慣れてくると楽しんでくれるようになるはずです。
そもそも、誰かに頼るのは悪いことではありません。
子どもが生まれても夫婦は夫婦なので、時には子どもなしで2人きりで出かけて夫婦の時間を楽しむ時間を大切にしてみてください!
子どもができる前と同じセックスをしようとしない
子どもができる前とできた後でセックスが変わるのは当然のこと。
特に産後の女性は身体面・精神面ともに妊娠前と同じようにはいかないものです。
特に、授乳中だと胸に触られることを不快に感じてしまう場合もあります。
産後のセックスで大切なのは、人肌のぬくもりを感じることです。
射精やオーガズムが最終目的と考えず、人肌のぬくもりを感じることや純粋にスキンシップを楽しもうとする気持ちを意識してみてください。
もし子どもが起きてしまうことが不安なら、さっと身に着けられる服がおすすめです。
例えば、ガウンや前開きのロングワンピ―スを用意しておくといいですよ。
それだけでも、ぐっと気軽になるでしょう。
セックスレスであることを気に病み過ぎない
産後の身体の変化や生活の変化は、男性にとっても女性にとっても大きなものなので、たとえセックスレスでも気に病み過ぎる必要はありません。
誰だって今まで経験したことのない新しい環境には戸惑うものですよね。
そのため、産後に夫婦の関係が大きく変化するのはある程度仕方がないことだから。
少しずつゆっくり新しい環境に慣れていけば大丈夫です。
そもそも、セックスだけが夫婦を繋いでいるわけではありません。
しかも、夫婦の絆や愛情はセックスだけで計り知れるものではないでしょう。
もし相手の気持ちがわからなくて不安なら、自分が思っていることや不安に感じていることを伝えましょう。
そして「どう思ってる?」「どうしたい?」と聞いてみるのもおすすめですよ。
話し合うことでお互いの本音がわかり、安心できることも多いはずです。
困ったときは専門家に相談する
産後のセックスレスについて悩みを抱えている時は、1人でどうにかしようとせず、専門家に相談してみるのも効果的な解決方法の1つです。
プライベートな問題だからこそ、家族や友だちにも相談しづらいですよね。
でも、勇気を出してセックスレスの専門家に相談してみることで、今後に役立つ具体的なアドバイスをもらえることができるでしょう。
恥ずかしいと思いかもしれませんが、そもそも専門家はセックスの相談に慣れています。
夫婦生活の話を誰かに話すことに抵抗があるかもしれませんが、カウンセリングではじっくりと話しを聞き、的確なアドバイスをしてくれます。
1人で抱え込まず、専門家の力を借りてみることもぜひ検討してみてくださいね。
思いがけない気づきを得られることもあるので、勇気を出して相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、産後の夫婦生活を再開するきっかけやセックスのタイミングとレスへの対処法をお伝えしました。
以下が記事のまとめです。
- 再開のきっかけは1ヶ月健診後など
- 夫は家事育児に積極的に取り組む
- 妻は愛情や感謝を伝えお洒落をする
- 夫婦はコミュニケーションを増やす
- 専門家に相談するのもおすすめ
産後の夫婦生活について悩みを抱えている人はかなり多いです。
特に産後の女性は夫婦生活を再開したい気持ちがあっても、自分の体型を気にしてしまったりしてなかなか前に進めないものですよね。
でも、産後に気持ちや生活が変わるのは当然のこと。
産後のセックスレスについて悩んでいる人は多いですが、セックスだけが夫婦の絆を深めるわけではないので、気にし過ぎる必要はありません。
むしろ、日頃のスキンシップや愛情表現の方が大切です。
まずは、セックスなしのスキンシップを意識的に増やしてみたり、夫婦2人だけで過ごす時間を作っていくことを心がけてみてください!
お互いが夫婦のことを考えて行動していけば、愛情が冷めきってしまうことはありません。
これからも夫婦として仲良く過ごしていけるでしょう。