「生活リズムが合わない同棲カップルは別れるべき?上手に付き合う秘訣や対処法が知りたい!」
同棲したのに生活リズムが合わないと、なんとなく二人の関係もギクシャクしてくるものです。
相手との生活リズムが合わなくて悩んでいる方は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。
- 生活リズムが合わない同棲は別れる?
- 上手に付き合う秘訣ってある?
- 生活リズムが合わないときの対処法は?
そこで今回は、生活リズムが合わない同棲カップルは別れるべきなのかご紹介します。
生活リズムが合わなくても上手に付き合う秘訣や、ギクシャクしたときの対処法もまとめているので、ぜひ記事をチェックしてください。
生活リズムが合わない同棲カップルは別れるべき?上手くいかない原因6選
結論からいうと、同棲している二人の生活リズムが合わなくても別れる必要はありません。
もちろん生活リズムが合わなくてケンカが増え、関係が修復不可能になるまで気持ちが冷めてしまったなら、それは別れるべきといえます。
しかし、生活リズムが合わないのをどうにかしたいと思っているのなら大丈夫。
そもそもお互い好きな気持ちがあるなら、別れを選ぶ必要はなく対処法を考えればいいのです。
この先も二人が一緒にいられるよう、まずは生活リズムが合わない同棲カップルが上手くいかない原因を6選チェックしていきましょう。
- コミュニケーション不足に陥りやすい
- スキンシップ不足やセックスレス
- 睡眠不足になりやすい
- 相手に気を遣うシーンが多くなる
- 相手の「普通」が理解しにくい
- 寂しくなりやすい
コミュニケーション不足に陥りやすい
まず生活リズムが合わない同棲カップルが上手くいかない最大の原因ともいえるのが、コミュニケーション不足になることです。
たとえば、片方が朝早い仕事でもう片方が深夜まで働く仕事をしているケース。
これは、お互いが寝ている時間に帰宅するので、当然のことですが会話自体がグンと減りますよね。
下手をすると顔すら合わせない日が続くこともあるでしょう。
いくら今はLINEで手軽に連絡を取れるといっても、やっぱり直接お互いの顔を見て話すことへの代用にはなりません。
その結果、一緒に住んでいるにもかかわらずどんどんとコミュニケーションが不足していきます。
コミュニケーション不足の何が怖いかというと、最初は寂しいと感じていても徐々に慣れてきて、相手がいなくても平気になること。
簡単にいえば、相手に対して気持ちが冷めてしまうんですね。
嬉しいことがあったとき相手に聞いてほしい、美味しいものを一緒に食べたいといった、何かを共有したいという気持ちがなくなるわけです。
そうなると、一緒にいる意味を見出せなくなります。
「もう別れたほうがいいのかな?」なんて不安になっていくため結果別れを意識し出すケースもめずらしくありません。
別れるまではいかなくても、同棲解消ということを選ぶことも考えられます。
コミュニケーション不足は、人間関係においてあらゆるトラブルの引き金になるものなので、できるだけ避けたいものです。
生活リズムが合わない同棲カップルはコミュニケーション不足に陥りやすいので注意が必要です。
スキンシップ不足・セックスレスになりやすい
コミュニケーション不足もそうですが、生活リズムが合わない同棲カップルはスキンシップ不足にもなりやすいです。
忙しくてコミュニケーションが取れていないのであれば、スキンシップ不足になるのも当たり前かもしれません。
また、セックスレスになりやすいのも、お互い忙しくて余裕がない同棲カップルの特徴です。
一緒に住んでいるからこそ「その気になればいつでもできる」といった考えが、余計にスキンシップ不足・セックスレスにつながるのでしょう。
たとえば、たまにしか会えない遠距離恋愛中のカップルであれば、限られた中でスキンシップを大切にしますよね。
しかし、同棲カップルは「同じ家にいる」という余裕が、逆にスキンシップ不足を生み出しているわけです。
長年過ごしている夫婦にありがちなスキンシップ不足が、同性カップルにも起きてしまうということ。
ハグひとつとっても、ストレス解消とリラックス効果があるとされるくらい、ラブラブのカップルでいるためにスキンシップは重要なもの。
セックスだって単なる性欲解消ではなく、お互いの愛情を確かめ合う大切なものです。
カップルに欠かせないスキンシップが不足するのですから、二人の関係がギクシャクするのも仕方ないでしょう。
睡眠不足になりやすい
睡眠不足になりやすいというのも、生活リズムが合わない同棲カップルがギクシャクしてしまう原因のひとつです。
生活リズムが合わないということは、寝る時間と起きる時間がそれぞれ違うということ。
となると、自分が寝ようとしている時間に相手がバタバタ活動し始めるため、なかなかゆっくりと寝られなくなるわけです。
当然、逆も然りで相手が寝る時間にあなたがドタバタすることもありますよね。
お互い別々の家に住んでいればそれでも問題なかったのですが、同棲ということで同じ屋根の下で過ごしているわけです。
また、そこまで広い部屋に住んでいないと、どうしたって相手の生活音が耳に入ってきます。
ワンルームだったらなおさら音が大きくなりますし、電気を点ける消すについても気になって仕方ないでしょう。
そうなると、最初は良くても、だんだんと相手に対して「なんで寝ようとしてるのに大きな音を立てるの?」とイライラしてくるんですね。
本人は無意識で閉めたドアの音が、相手にとってはいつもより大きく聞こえることはよくあるもの。
音だけでなく、電気がまぶしいと怒りたくなるかもしれません。
睡眠不足はただでさえ心の余裕を奪うので、イライラして相手に対してキツイ言い方をしてしまうこともあるでしょう。
結果として、ケンカが増えて「もう別れたほうがいいのかな」と考えだすわけです。
相手に気を遣うシーンが多くなりやすい
他人が一緒に生活するため、ある程度気を遣うのは当たり前です。
ですが、生活リズムが合わない同棲カップルは、気を遣うシーンが多くなりすぎることが原因で関係がギクシャクするケースがあります。
旅行でツインルームになるのとはわけが違いますよね。
生活リズムが合わないと、相手が寝ている時間に自分が食事をしたり趣味の時間を過ごしたり活動することが多くなるもの。
そのため相手が寝ているから「静かにしないと」と、どうしても気を遣うんですね。
最初はそれでもいいのですが、相手を起こさないようにそーっと生活するというのがずっと続けば、だんだんと息苦しくなってくるもの。
例えばギターが趣味の人なら、ずっとギターを弾けない日々が続いてしまうでしょう。
相手のためにわざわざスタジオに行くことになり、「家で気楽に鳴らしたいのになあ」と思うことが増えていくかもしれません。
「こんなに気を遣うなら、一人暮らしの方が気楽でよかったな」なんて思うようになるんです。
これまで一人暮らしで自分の好きなように伸び伸びと生活していた人ほど、同棲を息苦しく感じることが多いでしょう。
相手の「普通」が理解しにくい
どんなに大好きな恋人でも、生まれ育った環境が違えば、考え方や価値観は大きく変わります。
お互いに別の価値観をどれだけすり合わせていけるかが、一緒に生活するうえで大切なポイントになるんですね。
ただ、生活リズムが合わないと、相手の「普通」が理解しにくい場面が多くなってしまい、徐々に気持ちのすれ違いが起きてしまいます。
たとえば、お風呂で考えてみましょう。
「夜中のお風呂は音が響くから控える」という人もいれば、「どんなに遅くなってもお風呂に入らないと寝れない」という人もいます。
「シャワーだけでいい」「絶対にお湯をためたい」などのすれ違いもありますよね。
自分にとっては普通でも、相手がそれを理解してくれるとは限らず、こういったささいな部分から「合わないな」と感じるようになるんです。
生活リズムが同じであれば起きなかった問題が浮き彫りになってしまうので、生活にずれがあるカップルはケンカをしやすくなります。
寂しくなりやすい
生活リズムが合わない同棲カップルが上手くいかないのは、単純に寂しさを感じやすいからなのもあります。
カップルが同棲を始めるきっかけはさまざまです。
どのカップルもきっと「今よりずっと一緒にいられる」ことを期待していたはずですよね。
にもかかわらず、実際にはコミュニケーションもスキンシップも不足した状態になると、「何のために同棲したんだろう」と思ってしまいます。
「一緒に住んでいるのに」と同棲しているからこそ、すれ違いが多いと余計に寂しくなってしまうんですね。
中には、寂しさのあまり他の異性と浮気してしまう人もいるので、一緒に住んでいるからこそ寂しさを放っておくのは危険です。
生活リズムの合った人と付き合うべきだった、と後悔してしまう人もいるでしょう。
生活リズムが合わない同棲カップルが上手に付き合う秘訣や対処法10選!
生活リズムが合わないとコミュニケーション不足や寂しさからトラブルが起きやすくなるため、カップルが上手くいかなくなりがち。
でも、お互い仕事や学校があると、どうしても四六時中一緒にいるのは難しいですよね。
生活リズムが合わない同棲カップルが上手に付き合うためにはどうすればいいのか、秘訣や対処法を10選チェックしていきましょう。
- 2DK以上の間取りの家に住む
- リビングに連絡ボードを設置する
- 生活のルールを作る
- 必ず一緒にいる時間を決める
- お互いの価値観を話し合う機会を作る
- こまめに連絡を取り合うことを意識
- 休みが合ったら一緒に出かける
- 定期的にカップルで旅行をする
- 時々サプライズプレゼントを用意する
- 恋愛以外に夢中になれるものを作る
2DK以上の間取りの家に住む
もし引っ越しが可能であれば、次は生活スペースが2部屋ある2DK以上の間取りの家を探しましょう。
なぜなら、生活スペースが2部屋あれば、生活リズムが合わないために起こるトラブルを回避できるからです。
たとえば、相手の生活音が気になって睡眠不足になる問題。
食事する部屋・寝る部屋と分かれていれば、一緒の部屋にいるよりも音が気にならなくなり、ストレスもたまりにくくなります。
どんなに大好きな恋人同士でも、四六時中同じ部屋にいると息が詰まるのは当然です。
お互いが一人になって自由に過ごせる部屋があるだけでも、同棲のストレスはだいぶ回避できますよ。
好きな人であっても、それぞれのプライバシーが配慮される部屋を作りましょう。
リビングに連絡ボードを設置する
コミュニケーション不足を解消するためにも、リビングには連絡ボードを設置するのをおすすめします。
連絡ボードには、お互いの予定や相手へのメッセージなどを書き込んでください。
「LINEと何が違うの?」と思うかもしれませんが、「わざわざ手書きで書き込む」というひと手間がポイントなんです。
なぜなら、「自分以外の誰かのために手間をかける」ことは、相手への愛情がないとできないものだから。
毎日連絡ボードに相手へのメッセージを書くことで、気持ちが冷めるのを回避できます。
さらに、同時に相手からのメッセージで心を温めることもできますよ。
ちょっとしたイラストなども描いてあれば、クスッと笑うこともあります。
ただ、書くことが義務になってはいけないので、忙しくて相手が書けないことがあっても責めないようにしましょう。
生活のルールを作る
気の置けない恋人といえど、ストレスなく生活するためにはある程度のルールを決めておいた方がおすすめ。
とはいえ、ガチガチにルールを決めると途端に同棲が楽しくなくなってしまいます。
なので、お互いに「これだけは譲れない」という点をすり合わせて、生活のルールとして落とし込みましょう。
具体的には、次のようなルール設定がおすすめです。
- 家事の役割分担をどうするか
- 急な飲み会があったときはどうするか
- 生活費をお互いどのくらい出すか
なるべく後から揉めないようにできるだけ早い段階で決めておくといいですね。
また、決めたルールは「何が何でも守らないといけない」ということはなく、実際にやってみて不具合があれば臨機応変に対応するのが大切です。
相手がちょっとルールを破ったからといって、怒ったりなじったりするのもよくありません。
「ちょっと違うな」と感じたら、違和感や不満をそのままにしておかずにきちんと話し合い、ルールもアップデートしていきましょう。
歩み寄りながら二人でルールを決めていくことがポイントですよ。
必ず一緒にいる時間を決める
生活リズムが合わないからこそ少し無理をしてでも一緒にいる時間を作らないと、どんどんと気持ちが冷めてしまいます。
週に一度でもいいので、「このときだけは一緒に過ごす」といった時間を決めましょう。
何も一緒に出掛ける必要はなく、たとえば「毎週土曜日の朝だけは一緒に朝ご飯を食べる」といったささいなものでいいんです。
ほんの1時間だけでもかまいません。
「一緒に過ごさなくても平気だな」と感じてしまうと、一気に同棲の意味が分からなくなるので、短時間でも会う時間を作ってください。
お互いの価値観について話し合う機会を作る
お互いの価値観について話し合う機会を作ることも、大切なポイントです。
価値観は人それぞれ違うのに、なかなか本音で話すこともないから、長く付き合っている恋人であっても分からなかったりするんですよね。
相手の価値観を知っていれば、すれ違いそうなときも「でも、相手はこう思ってるんだよね」と考えられるので、トラブルを回避できます。
特に大切なのは、お互いの「許せない部分」を話し合うこと。
どんなことに怒って何を許せないと感じるのか、一度改まってお互いの意見を話し合っておくのは同棲において必要不可欠です。
ただ、許せない部分を指摘されるので落ち込んだり、イライラしたりするかもしれません。
お互いにきつい言い方にならないように話し合うことが大切ですよ。
こまめに連絡を取り合うことを意識する
生活リズムが合わなくてなかなか顔を会わせられないからこそ、連絡はこまめに取り合うことを意識してください。
顔を見て会話もしない、LINEやメールでのやり取りもしないとなったら、いよいよ自分の世界に相手がいなくても平気になってしまいます。
とはいえ、お互い忙しいとこまめに連絡を取るのも大変ですよね。
そこでおすすめなのが、くすっと笑えたり癒されたりするキャラのLINEスタンプを活用して連絡のやり取りをすることです。
通常、LINEでスタンプだけを送るのは良くないとされていますが、同棲するほど仲のいい恋人同士であれば気にする必要はありません。
ポンっと送るだけなら忙しい人でもできますし、面白いスタンプやかわいいスタンプがあれば心もふっと癒されますよね。
恋人が好きなキャラクターのスタンプをいくつか用意しておくと、コミュニケーション不足の解消に一役かってくれますよ。
休みが合ったら一緒に出かけるようにする
もし休みがかぶったときには一緒に出かけるのも大切ですよ、
なかなか一緒にいられる時間が少ないからこそ、たまのデートがとてつもなく特別なものになり、二人の気分を盛り上げてくれるからです。
普通に一緒に出かけるのもいいですが、おすすめはあえて外で待ち合わせをすること。
出かける先がただの買い物であってもドキドキして、忘れかけていた気持ちを思い出せるでしょう。
同棲前のデートの雰囲気を再現できる点もメリットですよ。
定期的にカップルで旅行をする
1年に1回でいいので、たまには一緒に二人で旅行をしましょう。
同棲すると「一緒に住んでいるんだから」と、わざわざ旅行に出かけるカップルが少なくなりますが、それはもったいないこと。
場所を変えるのって、一緒に住んでいるからこそ大切なことなんです。
同じ屋根の下で生活している二人だからこそ、たまの旅行が二人にドキドキと新鮮さを与えてくれ、マンネリ防止に役立ちますよ。
普段生活リズムが合わない二人でも、旅行先であれば必然的にリズムが整いますよね。
同じ時間に食事をして一緒に寝ておはようを言う、そんな普段できないことも旅行先であれば思う存分堪能できますよ。
時々サプライズプレゼントを用意する
恋人にサプライズプレゼントを用意するのも、生活リズムが合わない同棲カップルが上手に付き合う方法です。
記念日などにこだわる必要はなく、本当にたまにでかまいません。
同じ屋根の下で暮らし、相手の存在が近くなるからこそ、時々自分たちで刺激を用意することがマンネリ打破に役立ちますよ。
サプライズプレゼントは高価なものでなくても大丈夫です。
相手が好きな色の小さなブーケや、新発売のお菓子やお酒など「これ好きなの覚えててくれたんだ」と思うようなものを渡すと喜んでもらえるでしょう。
恋愛以外に夢中になれるものを作る・一人を楽しむ
恋人とこれからもずっと一緒にいたいのであれば、恋愛以外に夢中になれるものを見つけて、一人の時間を楽しめるようになってください。
なぜなら、夢中になれるものがひとつしかないと、それに依存してしまうからです。
つまり恋人のことが中心になってしまって、ついつい依存したり執着したりしてしまうんですね。
恋愛に依存すると、自分の幸せが相手ありきになってしまいます。
そのため、何をしていても相手のことばかり考えてしまうだけでなく、相手の言動や行動に振り回されてしまうことになります。
しかし、いくら恋人とはいえそれぞれ別の人格と人生を持った人間です。
相手が自分の思い通りに動くわけはなく、「こんなに好きなのになんで?」と不満を相手にぶつけるようになってしまいます。
これでは付き合っていても楽しくないですし、同棲だってうまくはいきませんよね。
お互い生活リズムが合わなくても、一人の時間を楽しめれば相手に不満や苛立ちをぶつけることなく自分の中で消化できます。
そもそも他人は変えられないので、自分が変わるしかありません。
何より、好きなものに夢中になっている姿というのははたから見ても魅力的であり、恋人の心をもう一度掴むことができるでしょう。
会えない時間は、あなたの自由な時間です。
ぜひこの機会に、今までやってみたかったけどできなかったことや興味のあることに新しく挑戦してみてくださいね。
まとめ
この記事では、生活リズムが合わない同棲カップルは別れるべきかどうかをお話ししました。
以下が記事のまとめです。
- 生活が合わなくても別れなくてよい
- ただ上手くいかない原因はある
- コミュニケーション不足などが原因
- 2DK以上の家に住むのは対処法
- 恋愛以外に夢中になれるものを作る
同棲カップルの生活リズムが合わないと、コミュニケーション不足や寂しさからどうしても二人の関係がギクシャクしてしまいます。
そのため、別れを考えてしまう人もいるでしょう。
しかし上手くいかない原因を追求して解消すれば、忙しく過ごす二人の同棲生活が楽しいものに変わります。
忙しい二人だからこそ、一度一緒に生活する上でのルールを作ることが大切です。
そしていつも以上に細やかなコミュニケーションを取るのを意識しましょう。
お互いを気遣う気持ちがあれば、同棲中の生活リズムのずれだって必ず乗り越えられますよ。